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リバーブの悩み最強のスプリングリバーブBoingSpringReverb

今回の記事は、バーブにお困りの方にJ ROCKETT AUDIO DESIGNSのBoingSpringReverbのご紹介と共に、問題可決の糸口をご紹介いたします!

アンプのリバーブ壊れる・ノイズが多い・音が嫌いそういった方のお力になれたらと思いお話をしたいなと思います!

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そもそも、一般的なアンプに搭載されているリバーブユニットには、いくつかの問題点があります。

ですので、バーブが出ない・ノイズが多い・音がキンキンするなどの問題が起こります。

自身のアンプならまだしも、スタジオやライブハウスのアンプがそういう状況だったら、本当に音楽を楽しめない状況になってしまいますよね…

スプリングリバーブ

 Fender真空管アンプなどに搭載されているSpringReverbスプリングリバーブ

バーブ史上、初めて小型化に成功し、多くのアンプに内蔵できるようになった原始的なリバーブです。

 

プレートホールなど様々な種類のあるリバーブですが、真空管アンプの人気と合わせ、スプリングリバーブ好むギタリストは多いと思います。

 

しかし、アンプ搭載のリバーブには悩みもつきものですよね??

  • ライブハウスに行くとリバーブが壊れていた。
  • ノイズが気になる。
  • 音痩せが起こる。

など、リバーブ悩んでいる方は多いと思います。

 

僕も、実際にこのような悩みを抱えていました。

 

アンプを会場に借りたけど、リバーブが壊れてて、ディレイでごまかしながらライブをしたり。

異様にノイズが出て、リバーブを切るとノイズが消えるという現象に悩まされたり。

高額な真空管アンプを買っても、リバーブ音がキンキンして気持ちよくなかったり。

 

 このような問題の対処法はいくつかあるのですが、今回はこの問題の原因を探るとともに、解決方法を一つのコンパクトエフェクターの紹介と共にお話ししようと思います。

 

スプリングリバーブの回路

 簡単にスプリングリバーブ回路についてご説明いたします。

 

スプリング(バネ)の伸び縮みを利用して残響音を作り出すスプリングリバーブですが

  1. まずは、音信号を2つに分け、一方はそのまま出力、もう一方はバーブタンクと呼ばれるリバーブ製造機へ送ります。
  2. バーブタンクへ送られる音信号は、スプリングを振動できる信号へ変換されます。
  3. 更に、スプリングが振動できるだけの大きな信号変換します。
  4. そして、スプリングが振動してできた信号を、音信号へもう一度変換しなおします。
  5. 最後に、1で分けられたそのままの信号と、リバーブタンクを通った信号を合せます

こうして、リバーブの乗った広がりのある音が出来上がるのです。

 

しかし、この回路にはいくつかの決定的な問題があります。

 

ローが削れる

 

音信号を機械信号へ、また機械信号を音信号変換するとローが削れるとう問題です。

先ほど説明した工程の2と4で行う信号の変換。この時にローが削れて高音域に寄った音色になってしまうのです。

 

 

FENDER (フェンダー) 15W コンボアンプ Blues Junior IV [並行輸入品]

 

高級アンプのメーカーなどは、この問題に高額コンデンサトランスデューサ(信号を変換する部品)を用いることで対応しています。

しかし、FenderBlues JrDelux Reverbなどの量産品では、コストダウンのために安価な部品が使われています。

そのために、低音域の劣化が顕著に起こり、高音域が強調された音になってしまうのです。

 

ノイズが出る

 

もう一つは、先ほどの工程3で行われる【信号の増幅】です。

この増幅作業の際、余計なノイズが含まれてしまうリスクが高まってしまいます。

 

 問題の対処法

 この問題への対処法は、アンプの改造や手直しなどのカスタマイズをする以外にありません。

  • 使われているリバーブタンクを交換する。
  • 使われているコンデンサを交換する。
  • 増幅に使われている真空管を交換する。

このようなカスタマイズで音質は格段に向上しますし、問題の解決に近づきます。

 

しかし、こんな大掛かりなカスタマイズは大変ですよね…

 

そこで、もっとも簡単な対処法がエフェクターを使うという方法です。

 

エフェクターでの対処法のポイント

まずは、接続順ですが、センドリターン端子が付いているアンプならこれを使うのが最善です。

センドからエフェクターのInへ繋ぎ、エフェクターのOutからアンプのリターンへ送る。

これで、アンプのプリアンプへの干渉を避けることができ、きれいなリバーブを原音に付加する事ができます。

 

センドリターンがない場合は、アンプの直前エフェクターボードの最後尾)に接続するといいでしょう!

 

この際のリバーブペダルを選ぶポイントですが、好みの種類(プレート・スプリング・ルームなど)はもちろんなのですが

バッファーの音質にも注目してみてください!

 

つまり、接続した際に原音に変化が及んでいるのか?

その変化は自分の好みなのか?

 

ついつい、エフェクト音(ウェット音)にばかり耳が行きますが、原音の魅力を広げて響かせる効果エフェクターですので

原音への影響を一番に考えたいところです。

 

J ROCKETT AUDIO DESIGNS

 今回ご紹介するBoingSpringReverbは、J ROCKETT AUDIO DESIGNSというメーカーの製品です。

 

Rockett Pedals BOING SPRING REVERB [並行輸入品]

 

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 このメーカーは、ケンタウルス系のエフェクターで評価の高いArcherを作っているメーカーです。

 

このBoingSpringReverbの魅力は3つあります。

  1. 完全アナログ回路でリアルなスプリングリバーブサウンドを再現。
  2. ノイズレスで太く芳醇なリバーブ音を実現。
  3. 高音質バッファー搭載で、繋ぐだけで音がよくなる。

 スプリングリバーブの再現性

 

強くピッキングした際のピチョンってスプリングリバーブ独特のアタック音もリアルに出ます。

この再現性は、いままで使ってきたリバーブエフェクターの中では驚異的なリアル感です。

 

音質

また、本物のスプリングリバーブを使うより音質に太さと艶があります。

 高音域の劣化もなく、ノイズもないので、ギター本来のいい音をストレスなくアウトプットしてくれます!

 

バッファー

個人的にここが一番のお気に入りポイント!!

この良さを伝えたくてこの記事を書いてます!(笑)

 

動画をいくつか貼っておきますが、どの動画を見ても共通のいい音があることが分かっていただけると思います。

 


かわいいギターで即興で弾いてみた。

 


J. Rockett Audio Designs Boing Reverb

 


BOING REVERB by J. Rockett Audio Designs

 

 

全ての動画が共通して、があるけどがありきらびやかなクリーンサウンドが特徴です。

この音質のアップデートが、このペダルのバッファーの効果なのです。

 

まとめ

今回はバーブのお話をしてみました!

 

バーブ使わないという方もいらっしゃいますが、自然界には自然な響き(リバーブ)が起こっているものです。

ですので、使わない(残響が一切ない)というのは、使わないという効果を選んでいると僕は考えます。

 

つまり、薄くでも残響がある方が自然で、この自然な残響をいかに自分好みにするか?

 

これが、リバーブ選び方のポイントではないでしょうか?

 

ではまた次回。

 

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