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アコースティックギターアンプ現在最強!VOX VX50-AGレビュー

今回の記事は、2021年現時点で僕の考える最強のアコギアンプVOX VX50-AGのご紹介です!

このアンプはマジで最強です!まだ持っていない方は、是非この記事を参考にしていただき手に入れてほしい製品です!

 

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VOX VX50-AG

 

アコギアンプに求めるもの

まず、この手のアンプにユーザーは何を求めるのでしょうか?

色々な使い方のできるアコギアンプですが、大きく分けると二通りのニーズがあると考えます。

 

1、弾き語りなどアコースティックギターとボーカルを同時に出力したい。

2、ジャズギターなどのホローギターをナチュラルに出力したい。

 

1、弾き語りなどアコースティックギターとボーカルを同時に出力したい。

やはり、この使い方が一番多いニーズだと思います。

 

2チャンネル使用になっていて、ギターの音はもちろん、マイクでボーカルも出力できるというのは、アコギアンプの一番のメリットだと思います。

 

この時に、注意しておきたいのが、バーブなどのエフェクターが内蔵しているのか?

また、内蔵エフェクターが、2チャンネルに独立してかけれるのか?

 

この二点は、使っていくうちに必ず問題になるポイントです。

 

アコースティックギターアンプは、エレキ用のアンプと違って、イコライジングがフラットな特性で設定されているので

バーブなどがないと、どうしても不自然(無機質)なサウンドになってしまいます。

好みも様々あるでしょうが、薄くてもリバーブは掛けたいところです。

 

また、近年、宅録をする人も増えている中で、コンデンサーマイクを使いたいという人も増えていると思います。

 

そこで必要になるのが、ファンタム電源です。

(駆動に電気を必要とするマイクなどに電源を供給するシステム)

 

ミキサーなどにはほぼほぼ標準で搭載されているファンタム電源ですが

ギターアンプには搭載されていない機種も多く、購入前にチェックしておきたい項目です。

 

2、ジャズギターなどのホローギターをナチュラルに出力したい。

もう一つ、忘れてはならないのが、ホローギターフルアコセミアコなど)のジャズギターを出力するという使い方です。

 

これは主にライブや、ちょっとしたパーティーです演奏などに便利なのですが。

 

真空管アンプを持ち運ぶには重すぎる、しかし、トランジスタアンプでは音に固さが出てしまい

箱物ギター独特の箱なり感が表現できない。

 

このようなニーズに応えることができるのも、アコギアンプの便利な使い方です。

 

しかし、アコギアンプだったらなんでも良いというわけではないのです。

有名なAERのアンプは、僕の好みではありません。

 

フラット特性は良いのですが、どこか無機質な音になってしまうのです。

ギターを気持ちよく弾くという事を考えると、最低限のふくよかさは欲しい所です。

 

VOX VX50-AGの特徴

 

VOX VX50-AG

 

 さて、今回紹介するアンプですが、僕の知る限り現在最強アコースティックギターアンプです!!

 

以下、メーカーの説明を添付しておきます!

 

コンパクトながら50W出力を実現した新真空管Nutube搭載アンプ
小型・軽量アンプのVXシリーズに、新真空管Nutubeを搭載した50Wのアコースティック・ギター用モデルが新登場。色付けのない、素直でフラットなサウンドを持ち、繊細な表現からパワフルなストロークまで、美しく豊かなサウンドを出力します。マイク端子も装備しているため、ライブなどにも手軽に持ち運べる上に、この一台で完結。さらに、ステージ用モニターとしても活躍します。カラーリングは、オーガニックなアース・カラーでまとめました。

・50Wの大出力で画期的な軽量・小型化を実現。
・Nutubeの暖かみある真空管サウンド
・伸びやかな高音表現を実現する8インチ・コアキシャル・スピーカー。
・豊かな低音再生を実現するバスレフ構造。
・INSTRUMENT、MICの2チャンネル仕様。独立ボリュームを装備。
・繊細なサウンド・メイクを可能にする独立したEQ、高品位なエフェクト。
・MICインはファンタム電源を備え、弾き語りをサポート。
ハウリングを軽減するPHASEスイッチ。
・AUX イン、PHONESアウト、LINE アウトなど豊富な入出力端子。

■50Wの大出力で画期的な軽量・小型化を実現
50Wの大出力を持ちながら、4.1kgの軽量ボディとコンパクトな設計により、手軽に持ち運ぶことができます。また、一体成型によるABS筐体により、軽量でありながら高い耐久性と高音質も実現しました。

■Nutubeによる暖かみある真空管サウンド
真空管Nutubeの採用により、小型化・軽量化・省電力と50Wの大出力を実現しました。真空管ならではの豊かな倍音や音圧が楽しめるのはもちろん、コンプレッションの効いたクリアな音色を出力します。

■伸びやかな高音表現を実現する8インチ・コアキシャル・スピーカー
パワフルな8インチ・スピーカーにツイーターを備えたコアキシャル2wayスピーカーを装備。ふくよかな低域からクリアな高域まで、音量感を確保しつつも素直なサウンドを出力。コアキシャルならではの定位感の良いサウンドも大きな特徴です。アコースティック・ギター特有の繊細な表現にも、優れたレスポンスで応えます。

■余裕ある出力で豊かな低音再生を実現するバスレフ構造
アコースティック・ギター専用に細部まで調整し、最適化された独自のバスレフ機構を採用。筐体には、軽量ながら耐久性もあり音響特性にも優れたABS樹脂を採用し、木材では不可能な3Dデザインによって理想的なキャビネットの鳴りを実現しています。さらに、バッフルには木材を使用することで、ギター・アンプとしての響きの良さも追求。樹脂筐体でありながら、高級感のあるストーニー・フィニッシュも特徴です。

■繊細なサウンド・メイクを可能にする独立したEQ、高品位なエフェクト
INSTRUMENTチャンネルにはBASS/MIDDLE/TREBLEの3バンドEQを装備。アコースティック・ギターならではの繊細な音色からパワフルなストロークサウンドまで、幅広い音作りが可能となっています。また、MICチャンネルには独立してBASS/TREBLEの2バンドEQを装備。さらに、エフェクトも各チャンネルに独立して装備し、INSTRUMENTチャンネルには高品位なコーラス/リバーブ/コーラス+リバーブ、MICチャンネルにはリバーブを装備。ボーカルも含めたサウンド・メイクが、この一台で手軽に完結します。なお、パワー・アンプ部にリミッターを内蔵しているため、マスターを上げ過ぎても音が割れたり歪んだりすることはなく、クリーンなサウンドを保ちます。

■電源:ACアダプター(DC 19V)※付属
■消費電流:3.42A
■外形寸法:354(W)× 208(D)× 313(H)mm
■質量:4.1kg
■付属品:ACアダプター、電源コード

 

この説明を読んでいただければ、ある程度理解していただけると思いますが。

 

 

ギターチャンネルとマイクチャンネルは、完全に独立しており、イコライジングもその楽器に合わせて設定してあります。

バーブエフェクターも、ギターにはギターに合う、ボーカルにはボーカルに合うように設定されているのもうれしいです。

 

もちろん、マイクチャンネルにはファンタム電源も使えます。

 

50wという出力は(数字よりも少し音圧は低く感じますが)小さな会場でライブをするには十分で

この小型アンプさえ持っていれば、路上以外のほぼほぼどんな会場でも役立つはずです!

 

また、真空管Nutubeが搭載されており、無機質に感じない音色もギタリストを十分喜ばせてくれます。

(個人的に、この新真空管Nutubeは高評価でして、もちろん本物の真空管には及ばないと思っていますが、トランジスタでは味わうことのできない温かみや深みがあると思います)

 

真空管Nutubeの紹介記事はこちら↓

 

effectorboard555.hatenablog.com

 

 

しかし、1つご紹介しておかなければならないのは、このアンプは決してフラット特性ではないという事です。

 

こう書くと少し誤解があると思いますが、あくまでギターアンプという事で、ギターインプットは特に中音に若干のピークをもってセットアップされています。

逆に言うと、こうしていないとギターアンプとしてどうなの??と疑問に感じますが、メーカー説明で、いかにもフラットにしているとの趣旨で説明されているので、ここはあえて記述しておきたいと思います。

最強な理由

 タイトルにも書いていますが、僕は現在発売されているアコースティックギターアンプの中で、このVOX VX50-AGが最強だと思っています。

 

ぞれはずばり!

 

このクオリティがこの価格で手に入る!

 

という事です。

 

なんとサウンドハウスなら、¥21.100(税別)で買うことができます。

 

サウンドハウスでVOX VX50-AGを見る

 

この値段は驚異的です。

5万円ほど出せば、RolandのAGシリーズやAERなども買えますし

もう少しだせば、ACOUSTIC IMAGEやACUSの高音質なアンプも買えます。

 

しかし、2万台で、このクオリティのアンプはまず手に入りません。

 

でも値段なりでしょ?とお思いでしょう。

しかし、是非一度試奏してみてください。

 

2万台のアンプから、信じられないほどの満足いくサウンドは聴こえてくるはずです。

 ではまた次回

 

関連動画

 

 

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