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アナログの極みをタップで制御JHSPedalsPantherCubV2レビュー

今回の記事は、JHS Pedals Panther Cub V2のレビューを書きたいと思います。

 

100%アナログ回路の贅沢で芳醇な音質、タップテンポ機能での実用性、モジュレーション効果の付加、この機能でこのコンパクトさ!

 

本当にヤバい!ディレイペダルですよー!

 

 

JHS Pedals ジェイエイチエスペダルズ エフェクター アナログディレイ Panther Cub V2 【国内正規品】

JHS Pedals Panther Cub V2

 

JHS Pedalsは、Josh Scott氏が高クオリティにこだわり抜いて作り上げるエフェクターブランドです。

2007年初頭、BOSSBlues Diverを修理したことが始まり、Mod(改造)製品が一躍人気になりました!

 

なんというか【痒い所に手が届く】そんなギタリストに寄り添うペダル作りが印象的なブランドです。

現在は、従業員約20~25名の規模で、全ての作業をアメリカ・サウスカンザスシティーの工場で行っています。

キチンとクオリティコントロールが行き届く範囲で、意識高めで製作しているのがよく分かるメーカーですよね!!

 

これは僕の勝手なイメージですが…

 

大柄で全身タトゥーのお兄さんたちが、和気あいあいと毎日作業してそう!笑

 

V1.5からの進化

JHS Pedals ジェイエイチエスペダルズ エフェクター アナログディレイ Panther Cub V1.5 【国内正規品】

こちらが、JHS Pedals Panther Cub V1.5です。

 

このペダルも僕は所有していますが、既にこれでもコンパクト!

写真じゃ分かりずらいですが、一般的な2スイッチペダルよりは断然コンパクトです。

※高さは少しありますけどね…

 

このV1.5を更にコンパクトに!という、ストイックな小型化意識で作ったのが、今回の主役V2です!

 

違い

 

基本的には、サウンドや機能なんかは変わりません。

しかし、小型化という事で若干簡略化されている部分があります。

 

  • モジュレーションが細かく設定できない
  • ディレイ音のみにエフェクト効果を追加できるEFXループが無くなる

 

大きく言うとこの辺りの変更で、V2の方がよりコンパクトな分、機能面は抑えられてます。

 

個人的には、EFXループは好きなんですよ。

electro-harmonixのMemory Manにもある機能ですが、ウェット音(ディレイ音)のみに他のエフェクターを掛けることができる機能です。

 

例えば、POGでオクターブ上の音をかけて、Shimmerの様な雰囲気を出したり、オートワウをかけたり、想像力次第で面白いサウンドが出せる機能です。

 

そういう意味で、V1.5も手放さずに持っていますが、やはりコンパクトという事で、V2の使い勝手は格段に向上しています。

 

サウンド

 


JHS Pedals, Panther Cub V2

 

Jim Dunlopの公式YouTubeの好きですが、JHS Pedalsの公式YouTubeも大好きですねー!!

 

このシリーズの特徴は、やはりサウンドのクオリティーの高さ!

 

これは、動画じゃ伝わらないと思うのですが、アナログのいい意味で枯れていて温かく芳醇な、贅沢なサウンドが出てきます!

 

※ワインソムリエの『どことなく柑橘系の香りに…』って表現したくなる気持ちが今よく分かりました。

 

なんだろう…サウンド解像度は高いのだけど有機というか、弾いていて人としての喜びプロとしてのクオリティを同時に感じるという。

 

このペダルは、見かけたら是非試奏してください!

恥ずかしがらずに試奏してください!!

 

え??

 

ってなりますよ。

デジタルがこれだけ進化した現代において、アナログが消えない理由がよく分かる!

 

JHS Pedals恐るべし

 

モジュレーション

 

モジュレ―ションは、V1.5では細かくスピードやデプス(深さ)を調節できたのですが

V2では、ボディーサイドミニスイッチが付いて、ON/OFFスピード速い遅いとの設定しかできません。

 

しかしね、このモジュレーションがまた秀逸なのですよ!

 

ジョワっといい感じでサチュレーション感を持って揺れる感じ!

このミニスイッチは、つける意味ありますよね!絶対にあった方がいい!

 

そう思わせてくれるモジュレーションです。

 

JHS Pedals恐るべし

 

発振

 

発振はフットスイッチではコントロールできません。

ですので、F.Backノブを回さなきゃいけないのですが、この発振のサウンドピカイチ!

 

基本サウンドが完璧ですから当たり前かもしれませんが、宇宙との交信アナログシンセでやってるような、古き良き70年代の映画のような世界観での宇宙との交信です。

 

僕が最も気に入っている点

 

JHS Pedalsのペダルは、タップテンポの同期が他のペダルと可能です。

JHS Pedalsのペダルをいくつか繋げば(ディレイ・トレモロ・コーラスなど)一つのペダルで設定したタップテンポを、他のペダルにも反映させることができます。

 

これは、外部スイッチでも可能で、エフェクターボードの中のペダルのテンポ感を整えることができます。

ですので、曲間にペダルを切り替えても、新たにタップテンポし直すという事がありません。

 

しかし、注意してほしいのがV2は、EXP端子が一つしかありませんので、他のペダルと繋ぐ場合は外部スイッチは接続できませんし、外部スイッチでテンポを操作する場合は、他のペダルとのテンポリンクはできません。

 

まとめ

 

 今回は、JHS Pedals Panther Cub V2のレビューを書いてみました!

 

僕は、このペダルは本当に気に入っていて、見た目もかわいいですし愛用しているディレイペダルの一つです!

 

 

JHS Pedalsのサウンドセンスと、設計センスと、ビジュアルセンスどれも僕のセンスとマッチするお気に入りのメーカーです。

 

この記事を書いていて、このメーカーだけでボードを一つ作りたくなってきました!笑

 

ディレイはギタリストにとって大切なエフェクター

この水色の豹を、ご自身の仲間に加えてみませんか??

 

きっとギターライフが少しウキウキすると思いますよ!!

 

ではまた次回

 

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