神の子多機能ディレイの最新系BOSS DD-200レビュー
今回の記事は、持ってて損はない!デジタル・ディレイBOSS DD-200を、上位機種のDD-500との比較でレビューしてみたいと思います。
最強の遺伝子を受け継ぐ多機能ディレイの決定版!しかし、初心者の方にも導入しやすい操作性。
小型なボディに、音作りの可能性がたくさん詰まっています!
”神の子”山本KID徳郁さんをイメージしながら読んでもらえたら嬉しいです!笑
BOSS DD-200
僕が初めてこのペダルを手に取った時の驚きを今でも鮮明に覚えています。
思わず『うわっ!』と声が出たほど軽かったのが印象的でした。
一般的なBOSSのコンパクトエフェクターより少しだけ大きなサイズですが、重量感は見た目ほどなく、その多機能な性能を考えると、小型なボディと軽さに衝撃が走りました。
これは買う価値がある!第一印象でそう思わされるほどの衝撃でした。
山本KIDのように、小さいが強い!
BOSS DD-500
DD-200は、神ペダルDD-500の遺伝子を受け継ぐディレイペダルです。
つまりは、神の子!!
DD-200の話をする前に、このDD-500のざっとこのペダルの神っぷりを箇条書きすると
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今までの常識では考えられない、32bit演算/96kHzサンプリングレートのスタジオクラスのディレイ・サウンド
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17 種類のディレイ・モードでバリエーション豊かな音作り
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視認性の高い大型LCD、専用つまみによる直感的な操作性
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入力信号に対し、バッファード・バイパス、トゥルー・バイパスを選択可能
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2系統のパッチを同時使用する際の外部コントロールや入出力設定、直列/並列接続の設定が拡充されたA/BSimulモード
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フィードバック時の音量変化を調整するFeedback Dampや、ディレイ音にモジュレーション効果を加えるModulationモードの効果
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ディレイ音のみに外部エフェクトをかけることができるインサート・ループ(Feedback Loop)機能や、ディレイ音の音質調整が可能なEQの接続位置設定などにより個性的なディレイ・サウンドをつくりだすことが可能
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エフェクト・ターゲットの設定が可能になったSlow Attackや、ステレオ・ピッチ・シフターとOvertoneタイプが追加されたShimmerなど、既存エフェクトのパラメーターを拡張、音質をブラッシュアップ
ちょっと箇条書きしただけで、この神ペダルがいかに凄いのかが分かっていただけると思います。
しかも、この機能を持っていて、従来のペダルから考えると、超小型!BOSSのコンパクトエフェクター約2個分という考えられないサイズを誇ります。
見てください!この小型なボディと多機能さを!!
山本KIDのように、親が凄い!
DDシリーズ
BOSS製品は、DD(デジタル・ディレイ)シリーズは特に力を入れている印象で、先日もDD-8が新発売されましたが、プロギタリストの足元を長年支え続けた実績は折り紙付きです。
僕は、ディレイは本当に大好きで、エフェクターの中でも一番好きと言っても過言ではありません!
今まで、本当に多くの散財ペダルを買ってきました!
そんな僕が、なんだかんだ一番信頼を寄せているのがBOSS DDシリーズなんですよね。
他にもたくさんあるんですよ!いいディレイペダルは!
しかし
- お仕事の現場に持っていく時
- 限られたボードのスペースで想像力をフルに働かせようとする時
- 重量的な移動の負担を考えた時。
必ず最後の選択肢に残ってくるのが、このDDシリーズなんです。
※DD-7なんか今まで何個買ったか覚えていないほど!少なくとも5台は買ってます!
山本KIDのように、家系が凄い!
DD-200の基本性能
- サンプリング・レート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit floatの高度な演算処理によるクラス最高峰の音質
- 12種類のバリエーション豊かなディレイ・モードを搭載
- 洗練されたパネル・レイアウトにより、簡単かつスピーディーな操作性を実現
- 4つの設定が保存可能なメモリー機能
- 最大60秒の録音が可能なルーパー機能
- 演奏中の誤操作を防止するパネル・ロック機能
- エフェクトのON/OFF、タップ・テンポ、メモリー選択、ルーパーの制御など、機能を自由に割り当て可能なフットスイッチ
- 外部フットスイッチやエクスプレッション・ペダル、MIDI制御のための充実したコントロール端子
- MIDI端子(ステレオ・ミニ・タイプ)を搭載
- ファーム・アップデート用のMicro USB端子
これ完全に規格外だと思うんですよね。このサイジングで…
DD-500と比較すると劣るのは当たり前ですが、大きさ・価格・重量が全然違いますからね!
他社でも、このサイズや価格帯で、太刀打ちできるペダルは無いんじゃないでしょうか?
TC ELECTRONICのNova Delayとかも、全然敵わないですし、そもそもこのDD-200は9v / 225mAで駆動するんですよ!?
Nova Delayが12v / 300mAだという事を考えると、通常のアダプターやパワーサプライが使えるDD-200の便利さがよく分かると思います。
サウンド
Line6のDL4みたいに、温かみを感じるエモいサウンドというより、クリアでそつのないサウンドです。
Tapeエコーも、strymonのEl Capistanみたいにノスタルジックじゃないですし、どれか一つのサウンドが抜けてるって感じもありません。
しかし、12種類全てのエコータイプが優等生なサウンドで、自然と使えるものを揃えてきたな!という印象です。
操作性
操作性は基本的に良好です!
12種類のディレイタイプを選べば、基本的には一般的なコンパクトエフェクターと同じ感じで使えます!
メモリーボタン長押しで、4つのメモリーに割り振れますので、4つのコンパクトエフェクターを足元で切り替えるって感じで、分かりやすく使いやすいです。
しかし、小型という事もあり難ありな部分もあります。
- メモリー切り替えとタップが同じペダルなので、曲が始まるときや曲間で切り替えるのがちょっと面倒。
- 2つのスイッチを同時押しでループ機能に入るのは、(他社も大体同じだが)やはり面倒
- 各種設定をするメニュー画面が、説明書見ながらでないと操作できない
このようなちょっと面倒な部分もあります。
しかし、外付けスイッチとEXPペダルを繋ぐことで、このデメリットがだいぶ解消できますし、このペダルの性能をフルに活用することができます。
各種パラメーターを割り振りできますので
- E LEVELをコントロールしてディレイ音を上げたり下げたり
- フィードバックをコントロールして発振させたり
- モジュレーションをコントロールして雰囲気を変えたり
- タップテンポやメモリースイッチを分けたり
考え方ひとつで、超便利な操作性を拡張することができます!!
最後に
今回はBOSS DD-200の紹介記事を書いてみました!
このペダルは、本当に使えるペダルですし、EXPペダルの活用で足元で発振や幻想的な世界観など、多彩な表現も自由に可能です。
ボード内でスペースも取りませんので、気軽に取り入れることができるのもうれしい点!
たぶん、このペダルはまた記事にすると思います。
一回の記事では書ききれなかった部分もあります!(笑)
ディレイペダルが大好きな人も、とりあえず便利なディレイを一つ持っておきたいという人も!
是非是非、この記事が参考になればと思っています!
ではまた次回。
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